第5回 白龍武道大会 を開催しました
頂をめざせ、龍の道も一歩から
8月23日、鹿児島県鹿屋市の鹿屋市武道館に於いて 第5回 白龍武道大会 を開催いたしました。会場にお集まりいただいた皆様、ご参加いただいた門下生の皆様、誠にお疲れ様でした。
楊心門の心が会場いっぱいに満ち溢れる、充実した素晴らしい大会となりました。試合場に立つ姿、仲間に声を送る姿、そのすべてに門下生ひとり一人の大きな成長を感じた一日でございました。
大堤 斉亮 大会実行委員長の指揮のもと、綿密な前準備を重ねてくださった先生方、誠にお疲れ様でした。大きなケガ等もなく無事に終了することができ、安堵しております。
開会式 ― 柳に風折れなし
宗師 南谷 拳龍 は、楊心門空手道の根幹にある教え「柳に風折れなし」※柳がしなって風を受け流すように、逆境にあっても折れないしなやかな強さを説く教えに触れ、いかなる時も折れることのない強さと、他者と共存し支え合う心こそが武の真髄であると述べました。
あわせて、先般発生いたしました 令和8年熊本地震 にて被災された皆様へのお見舞いと、この時期に大会を開催させていただくことの重みが語られました。困難な時こそ、武道家として培ってきた「和」の心と助け合う精神が求められる ― その言葉を胸に、選手は試合場へと向かいました。
形の部 ― 一歩ずつ、龍の道を登る
形※定められた一連の技を演武する稽古法の個人戦は、幼児・小学1・2年生から中学生までの各部門をトーナメント形式で実施いたしました。指定形は回戦が進むにつれて 龍虎拳・昇龍拳・光龍拳・飛龍拳・雲龍拳 と歩を進め、勝ち上がるほどに、より高い完成度が求められます。まさに「龍の道も一歩から」を体現する舞台となりました。
赤白の開始線に二人が並び、同時に演武する形式です。隣の気迫に飲まれることなく、自分の間(ま)を守り抜く。立ち方の一つ、突きの一本にまで意識を通した演武が続きました。
組手の部 ― 防具を着け、正々堂々と
防具付組手※面(めん)と胴(どう)などの防具を着け、突き・蹴りを直接当てて競う組手の個人戦・団体戦、そして小学生・中学生女子による 東西戦 を実施いたしました。一本先取制のもと、面と面が触れ合う間合いでの真っ向勝負が続きます。
突きを受けても前へ出る、崩れても構えを立て直す。団体戦では先鋒・中堅・大将が互いに背中を預け合い、チームとしての勝敗を分け合いました。試合を終えて礼を交わす姿にも、日頃の稽古が表れておりました。
サイ術演武 ― 無限龍拳・飛龍拳
7月の 黒帯研修会 より研鑽を重ねてまいりました サイ術※釵(さい)と呼ばれる三叉状の武器を用いた武器術の演武を、無限龍拳・飛龍拳 にて披露いたしました。本年5月の昇段審査会にて新たに導入した武器術が、大会の舞台に立った日でもあります。
あわせて黒帯の門下生による形の演武も行い、少年部の門下生が目指すべき技の姿を、間近で示す時間となりました。
表彰 ― 栄光を称える
各部門の入賞者に、賞状とトロフィーが授与されました。表彰を受ける門下生の背筋の伸びた姿、そして賞状を胸に並ぶ笑顔。入賞に届かなかった門下生にも、試合場で相手と真正面から向き合った時間が確かに残りました。この経験こそが、次の稽古を支える力になります。
令和8年熊本地震 義援金募金 ― お心を被災地へ
大会会場にて 令和8年熊本地震 の義援金募金活動を行いました。ご来場の皆様より、温かいお心 を賜りました。
いまだ避難所での生活を余儀なくされ、あたりまえの日常に戻れない被災地の方々に、皆様からお預かりしたお心を 【楊心門の心】 とともにお届けいたします。ご協力を賜り、誠に有難うございました。
- 白龍武道大会は、楊心門が年に一度開催する門下生のための大会です。形の個人戦・団体戦、防具付組手の個人戦・団体戦、女子の東西戦を実施しています。
- 形の指定形は、回戦ごとに龍虎拳・昇龍拳・光龍拳・飛龍拳・雲龍拳と段階的に難度が上がります。
- 組手は一本先取制で、防具として面・胴・グローブを着用します。
頂をめざして、また一歩から
大会は、技を競い合う場であると同時に、困難に立ち向かう強さと人を思いやる心の尊さを学び合う場でもあります。門下生ひとり一人が、この一日で得たものを胸に、また明日からの稽古に向かってまいります。今後とも変わらぬご支援・ご声援を、どうぞよろしくお願いいたします。
